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道の駅とざわは、山形県戸沢村の国道47号沿いにあります。最上川を見下ろす斜面に、韓国の宮殿のような建物が建っています。
道の駅とざわの愛称は、モモカミの里高麗館。新庄から車で約20分、酒田と鶴岡からは約50分の場所です。
売り場に並ぶのは韓国のお菓子や調味料、化粧品、K-POPのグッズ。山形の特産品を買うつもりで寄ると当てが外れます。
チマチョゴリの試着は40分で大人1,500円。回廊と庭を歩きながら写真を撮る人が多い道の駅です。
レストランが開くのは金・土・日・月と祝日だけ。営業時間・駐車場・車中泊・秋のランタンまで、この記事にまとめました。
基本情報|営業時間と駐車場
| 住所 | 山形県最上郡戸沢村 大字蔵岡3008-1 |
| アクセス | 新庄から車で約20分 酒田・鶴岡から約50分 山形から約90分 |
| 営業時間 | 物産館 9:00〜17:30 12〜3月は16:30まで レストラン 11:00〜15:00 |
| 休み | 道の駅は年中無休 レストランは火水木 と12〜3月が休み |
| 駐車場 | 小型車71台 (身障者用を含む) 大型車11台 |
| 24時間使える | 駐車場・トイレ EV急速充電器 |
| 電話 | 0233-72-3303 |
| 公式サイト | kouraikan.com |
| @kouraikan.tozawa | |
| 地図 | Googleマップで見る |
登録上の名前は「とざわ」で、愛称がモモカミの里高麗館。道の駅戸沢や山形県戸沢村の道の駅という言い方で探しても、指すのは同じ場所です。
電気自動車の急速充電器は24時間使えます。認証カードで1回550円(30分)、出力50kWで2口。道路情報を見るタッチパネルと電話ボックスも建物の外にあります。
新庄古口道路ができて前を通らなくなった
2024年12月7日、国道47号の新庄古口道路(新庄市本合海〜戸沢村古口の10.6キロ)が全線開通しました。無料で走れる自動車専用道路です。
高麗館があるのは、この道路と並んで走る国道47号の現道のほう。新庄側から自動車専用道路に乗ると、高麗館の前は通りません。
カーナビが速いほうの道を選ぶと素通りになります。寄るつもりなら、現道の国道47号を走る経路で確かめてから出発してください。
戸沢村の道の駅そのものを映すライブカメラはありません。冬の路面が気になるときは、国土交通省 山形河川国道事務所の道路のライブカメラで国道47号の様子が見られます。近い地点は古口跨線橋と猪ノ鼻。
建物は坂の上 トイレは駐車場から離れている
この道の駅は斜面に段々に造られていて、駐車場・トイレ・売り場がそれぞれ別の高さにあります。車を停めた場所から売り場までは、坂と階段を上る道のりです。
トイレも駐車場のすぐ横ではありません。口コミではトイレまで20〜30メートル歩いたという投稿が複数あり、足の悪い人や小さい子と一緒だと歩く距離が気になります。
産直とざわ農楽市は火曜が休み
駐車場のそばにある産地直売所が「産直とざわ農楽市」です。戸沢村の農家が出す野菜が中心で、春は山菜、秋はきのこが並びます。
通年で開いていますが、営業日が季節で変わります。4月から11月は火曜日が休みで、平日は16時30分まで、土日祝は17時までです。電話は0233-72-2242。
12月から3月は、土日と連休の祝日だけの営業になります。冬の平日に山形の農産物を目当てに寄っても、この売り場は閉まっています。
レストランは火・水・木が休み 農楽市は火曜が休みです。両方に寄るなら4月から11月の金・土・日・月か祝日に合わせてください。
車中泊と夜間の使い方
道の駅とざわで車中泊を考えている人へ。駐車場とトイレは24時間使えますが、公式に車中泊を受け付けている道の駅ではありません。有料の車中泊区画もなし。
最上川に向かって開けた場所なので、朝の眺めは良い駐車場です。一方で、駐車場の区画線が消えていて停める位置が分かりにくい、敷地の草が伸びているという声が口コミにあります。
夜にトイレへ行くとき、駐車場からの距離と段差がそのまま効いてきます。トイレに近い場所を選んで停めておくと、暗くなってからが楽です。
館内に入浴施設はありません。いちばん近い日帰り温泉は、同じ戸沢村のいきいきランドぽんぽ館で道の駅から約8キロ。入浴料は大人500円・子ども250円で、水曜が休みです。
スタンプと記念きっぷ
東北の道の駅スタンプラリーの対象です。スタンプの置き場所は物産館のレジのあたりで、見あたらなければ店の人に聞くのが早道。
道の駅記念きっぷについては、購入したという口コミが複数あります。買い物をすると特別記念きっぷがもらえたという投稿も。公式の案内は出ていないので、レジで確かめてください。
韓国物産館|お菓子とコスメが中心
建物の中心が「韓国物産館」です。天井いっぱいにカラフルな傘が吊るされたアンブレラスカイの下に、商品が並びます。
- 食べもの
- 韓国から取り寄せた韓国海苔、調味料、お菓子、インスタントの麺類など。品数が多く、韓国の食材をまとめて買いたい人には便利な売り場です。
- お酒
- マッコリを中心に、日本ではあまり見ない味のものも置かれています。口コミでは、地酒を探しに行ったら韓国のお酒ばかりだったという投稿もありました。
- 化粧品とグッズ
- 韓国のコスメと、K-POPのアイドルのグッズ。ここを目当てに遠くから来る人がいます。
- キムチ
- 戸沢村の道の駅でキムチを探すならここ。駐車場側の「うめちゃんキムチ 道の駅とざわ高麗館店」に全13種が並び、チヂミと合う「うめちゃんのたれ」も置いています。
戸沢村の名産も置かれてはいますが、売り場全体の比率でいえば少数です。山形の土産をそろえたい人には向きません。
口コミで評価が割れるのも、ほとんどがこの点です。何を売っている場所かを知って行けば、話は変わってくるはずです。
キムチ売り場では試食をすすめられることがあります。買わずに断っても問題ありません。声をかけられたくない人は、頭の片すみに置いておくと気が楽です。
なぜ戸沢村に韓国なのか
戸沢村と韓国の交流は1985年に始まりました。村の農業青年とアジア・アフリカの農村リーダーとの交流がきっかけで、農業技術の交流から婦人・児童の交流へと広がっていきます。
村に暮らすようになった韓国出身の女性たちと、村の女性たちの交流から生まれたのがキムチ。いまでは戸沢村の特産品になっています。
その積み重ねの上に、韓国文化を体験する場として1997年に高麗館が建ちました。建物が唐突に見えるのは、この経緯が知られていないためです。
チマチョゴリ体験は40分1500円
韓国の民族衣装チマチョゴリを着て、建物や庭で写真が撮れます。この道の駅でいちばん名前の挙がる体験です。
| 料金 | 大人1,500円 子供800円 (130cm以下) |
| 受付 | 10:00〜16:30 12〜3月は15:00まで |
| 実施日 | 金・土・日・月 と祝日 |
| 所要時間 | 約40分 |
| 人数 | 最大5名まで |
| 予約 | 12〜3月は要予約 |
大人用のチマチョゴリは約20着。40分の時間内なら何着でも着替えられます。サイズは90cmから130cmの子供用と、男性用の衣装もあります。
混んでいるときは予約した人が優先。12月から3月は予約がないと受けられないので、冬に行くなら先に電話(0233-72-3303)を入れてください。
着たまま歩ける場所も見どころです。赤い欄干の回廊、チャンスンやトルハルバンの石像が立つ韓国庭園、青空ステージの「ノリマダン」がつながっています。
レストランColinaは週4日と祝日
館内の韓国レストランが「Colina(コリィナ)」です。窓から最上川が見渡せる、広い店内になっています。
開いているのは金・土・日・月と祝日の11時から15時まで。ラストオーダーは14時30分です。火・水・木は休みます。
冬は12月から3月まで休業し、春の営業は4月から。冬に食事目当てで来ると、館内で食べられる場所がなくなります。
月ごとの営業日は公式インスタグラムにカレンダーが出ます。祝日の扱いを含めて、出かける前に見ておくと確実です。
おすすめ2品|迷ったらこれ
初めてで迷ったときのために、公式サイトが自ら一押しと書いているものを2つ選びました。
人気NO.1|戸沢流冷麺
麺に戸沢村産のそば粉を練り込んだ、この道の駅のオリジナルです。さっぱりしたタレにキムチの辛みが乗ります。
公式サイトが人気NO.1と書いている一品。物産館でも土産用に売っていますので、食べて気に入ったらそのまま買って帰れます。
駅長おすすめ|石焼ビビンバ
石焼ビビンバは全7種。「今日は給料日」のように、名前が全部遊んでいます。
中でも「玉手箱」は、目の前に出るまで中身が分かりません。何が来ても受け止められる人向けです。
この2つを1度に食べたい人には、冷麺と塩豚丼を組み合わせた丼ぶり&麺セットがあります。地元産のブランド肉を使った丼で、スタッフの一押しです。
メニューの値段は、公式サイトにも観光サイトにも出ていません。先に知っておきたいときは、電話(0233-72-3303)で確かめられます。
館内にはファーストフードの「食菜館」もあり、焼きたてのチヂミが名物です。開いている日はレストランと違うことがあるので、これ目当てなら電話で確かめてください。
秋のランタンは9月から11月
毎年秋、回廊と中庭にランタンが灯ります。韓国風の建物に色とりどりの明かりが並ぶ、この道の駅の目玉です。
2026年の点灯は9月6日から11月30日まで。回廊のランタンは9時から17時30分までです。
秋に最上峡へ紅葉を見に行くなら、この期間とちょうど重なります。点灯の日程は年によって変わるので、その年の告知を見てください。
中庭には花ランタンも灯りますが、何時から何時までかは案内が定まっていません。物産館が17時30分に閉まるので、暗くなってから寄るつもりなら公式インスタグラムで確かめてください。
点灯が始まる前日にあたる2026年9月5日には、イベント「高麗館ランタンフェス2026」が組まれています。15時から20時までで入場は無料、完全閉館は21時です。
眺河の丘から見る最上川
敷地のいちばん高いところにあるのが「眺河(ちょうが)の丘」です。県の「やまがた景観物語」のビューポイントで、最上川が90度に折れ曲がる姿を見下ろせます。
歩いて上ることも、車で上ることもできます。ただし冬は積雪で東屋まで行けません(山形県の景観サイトの案内)。
最上川舟下りの乗船場(戸沢藩舟番所)は約2キロ。杉の巨木が並ぶ幻想の森は約12キロで、どちらも車で足を延ばせる距離です。
口コミ・レビューと評判を調査
道の駅とざわのGoogleマップのクチコミは1,200件を超えます(2026年8月時点)。新しい順に読んで、多くの声に共通する点だけをまとめました。原文は転載していません。
- 評価がはっきり割れる
- 道の駅としてはひどいという受け止めと、韓国好きにはたまらないという受け止めが、同じ施設に並びます。分かれ目は、韓国のテーマ施設として行ったか、ふつうの道の駅として寄ったかでした。
- 写真を撮る場所として評価が高い
- 韓国に行った気分になれる、写真映えするという投稿が並びます。チマチョゴリを着た人の感想も好意的なものが多く、スタッフの対応をほめる声もありました。
- 山形の産品を探して落胆する声
- 地元の特産品を買うつもりで寄った人からは、韓国のものばかりで期待と違ったという投稿が続きます。件数としてはこれがいちばん多い不満です。
- 階段と坂がきつい
- 駐車場から売り場まで階段と坂を上ること、トイレが遠いことを挙げる声が複数あります。足腰に不安のある人や高齢の家族と行く場合は、この点が効きます。
- 静かになったという声
- 自動車専用道路ができてから前を通る車が減った、以前より人が少ないという投稿があります。人混みが苦手な人にはむしろ好都合という受け止め方もありました。
行くかどうかの決め手は、韓国の空気を味わいに行くのか、山形の産品を買いに行くのかです。前者なら満足度は高く、後者なら県内24駅を比べた記事から別の駅を選ぶほうが早いと言えます。
まとめ|韓国を体験する道の駅
国道47号沿い、最上川を見下ろす斜面に建つ韓国風の道の駅です。売り場は韓国のお菓子・調味料・化粧品が中心で、チマチョゴリの試着は40分で大人1,500円。
山形の土産をそろえる場所ではありません。韓国の空気ごと持ち帰る道の駅だと思って行くと、この場所は面白くなります。
- 物産館は9時から17時30分まで。12月から3月は16時30分に閉まります
- レストランColinaは金・土・日・月と祝日だけ。12月から3月は休業します
- 産直とざわ農楽市は火曜が休み。冬は土日と連休の祝日だけの営業です
- チマチョゴリ体験は40分で大人1,500円。12月から3月は予約が要ります
- 駐車場とトイレは24時間。ただし駐車場から売り場までは坂と階段があります
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この記事について
道の駅とざわ 高麗館の公式サイト、戸沢村観光サイト、山形県の「山形道の駅ガイド」と公式観光サイト、最上地域の観光情報サイト、国土交通省 山形河川国道事務所の資料、道の駅とざわ高麗館の公式インスタグラムと、複数の来店者の口コミをもとに作成しています(2026年9月時点/口コミの原文は転載していません)。
営業時間・休み・値段は変わることがあります。おでかけ前に公式サイトか電話でご確認ください。