【PR】この記事には広告を含む場合があります
山形市のお茶の老舗「志鎌園(しかまえん)」が、2026年9月30日(水)で事業を停止しました。
創業は大正元年(1912年)。1980年代からはテレビCMでも知られてきた茶舗です。
事後の処理は弁護士に任され、近く山形地方裁判所へ自己破産を申請する予定と報じられました。負債は約4億2200万円です。
気になるのは、山形市八日町の本店と、蔵を使ったカフェ「茶良庵」。店からの閉店の告知は、10月1日の時点でまだ出ていません。分かっていることを整理しました。
志鎌園の基本情報
| 会社名 | 株式会社 志鎌園 |
| 本社 | 山形市流通センター 2丁目5-4 |
| 本店 | 八日町本店 (蔵カフェ茶良庵) |
| 本店の住所 | 山形市八日町1-1-31 |
| 本店の電話 | 023-622-3362 |
| 創業 | 1912年(大正元年) |
| 事業停止 | 2026年9月30日 |
| 公式サイト | ocha.co.jp |
| @ocha_shikamaen | |
| 地図 | Googleマップで見る |
八日町本店と茶良庵はどうなる
八日町本店は、お茶と茶道具を売る志鎌園の本店です。昭和初期の蔵を使った日本茶カフェ「茶良庵」を併せて開いていました。
9月下旬までは、抹茶から切り替えた季節限定のほうじ茶ソフトクリームを出したり「秋の感謝祭」を開いたりと、ふだんどおりに営業していました。
Instagramでこの投稿を見る
本店と茶良庵の営業について、店からの告知はいまのところ見当たりません。Instagramの最後の投稿は9月23日で、閉店にはふれていません。
本店へ出かけるのは、店からの案内が出てからが確実です。
スタンプカードと通販はどうなる
八日町本店には、スタンプカードがいっぱいになると500円分の買い物に使えるサービスがあります。使えるかどうかの案内は、いまのところ出ていません。
通販サイトは、いまも商品が並んだままです。ただ、会社は9月30日で事業を止めているため、いま注文しても届くかどうかは分かりません。
事後の手続きは弁護士に任されているため、どちらも会社としての案内を待つ形になります。
倒産の理由 卸と葬儀場向けが減少
信用調査会社の東京商工リサーチ山形支店によると、志鎌園は2026年9月30日で事業を停止しました。系列で健康茶などを扱う「長寿園本舗」も、連鎖して同じ措置をとっています。
負債は、志鎌園が約4億2200万円、長寿園本舗が約6500万円。2社あわせて約4億8700万円です。
志鎌園は、スーパーや小売店への卸を中心に、直営の店でも売ってきました。最盛期の1990年代には、年間の売り上げが7億円を超えています。
売り上げが落ちた流れは、次のとおりです。
- 卸が縮んだ:2000年代から流通の形が変わり、地元の問屋としての存在感が薄れました
- 小売の店も減った:量販店などとの競争で小売の店も赤字が続き、店舗の撤退を迫られました(八日町本店は9月下旬まで営業していました)
- 葬儀場への納入が減った:お茶の需要が落ち、主力だった葬儀場やセレモニーホールへの納入も先細りになりました
2026年3月期の売り上げは、約1億5000万円まで落ちこんでいました。今期に入っても通常の営業で立て直しを図りましたが、回復の見通しは立たなかったと報じられています。
まとめ|店からの案内を待つ
- 事業停止… 2026年9月30日。近く自己破産を申請する予定
- 負債… 約4億2200万円(系列の長寿園本舗と合わせて約4億8700万円)
- 八日町本店・茶良庵… 店からの閉店の告知は10月1日の時点で出ていない
- スタンプカード・通販… 扱いの案内はまだない
続報は、志鎌園のInstagramで確かめてください。続報が出たら、この記事に書き足します。
この記事について
信用調査会社の発表にもとづく報道と、志鎌園のInstagram・通販サイトの表示をもとに作成しています(2026年10月1日時点)。
状況は変わることがあります。最新の情報は志鎌園の案内でご確認ください。