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山形米のブランド・銘柄は種類が多くても、主力ははえぬき・つや姫・雪若丸の3品種で、県のうるち米の約9割です(2025年産)。新品種「ゆきまんてん」は2026年10月10日に山形駅西口で先行販売があり、本格デビューは2027年秋の予定です。
いちばん値段が高いのは、県の最上位のブランド米のつや姫。雪若丸は粒のしっかりした食感、はえぬきは県内でいちばん多く作られている米です。つや姫と雪若丸は、食味ランキングで毎年「特A」をとっています。
4品種の違い|早見表
| 品種 | デビュー | 特徴 (公式の言葉) | 県内の 作付け | 食味 ランキング |
|---|---|---|---|---|
| つや姫 | 2010年 | 白さとつや 甘みとうまみ | 16.9% | 16年連続 特A |
| 雪若丸 | 2018年 | 粒感と粘りの 「新食感」 | 10.9% | 8年連続 特A |
| はえぬき | 1992年 | 粒の張りと 歯ごたえ | 60.1% | 2025年産は 最上産が特A |
| ゆきまんてん | 2027年秋 (予定) | はえぬきより 大粒で白い | 2026年は 先行販売 | まだ 対象外 |
10kgの値段は、つや姫6,570円・雪若丸5,620円・はえぬき5,470円です(JA全農山形の通販・2026年10月11日)。
選び方|甘みならつや姫・粒感なら雪若丸
選ぶときの分かれ目は、ごはんの食感と値段です。
- 白さとつや、甘みを楽しみたいなら「つや姫」
- 粒がしっかりした食感が好きなら「雪若丸」
- 毎日のごはんなら「はえぬき」(雪若丸との差は10kgで150円ほど)
- 新品種を待つなら「ゆきまんてん」(本格デビューは2027年秋)
つや姫|県の最上位のブランド米
つや姫は2010年にデビューした、山形県の最上位のブランド米です。公式サイトのキャッチコピーは「炊いてほれぼれ 冷めても美味しい」。
公式が挙げる特徴は、粒がそろってしっかりしていること、つや、甘みとうまみ。炊いたごはんの白さの値が、比べた品種の中でいちばん高かったとしています。
作れるのは、県が認定した生産者だけ。有機栽培か特別栽培で、第三者の認証を受けることが条件です。
| デビュー | 2010年 |
| 親の品種 | 山形70号×東北164号 (「亀ノ尾」の系譜) |
| 県内の作付け | うるち米の16.9% (2025年産) |
| 食味ランキング | 2010年産から 16年連続で特A |
| 作る人 | 県が認定した生産者 (有機栽培か特別栽培) |
| 店頭の取扱店 | つや姫が買えるお店 |
| 公式サイト | 山形「つや姫」 |
雪若丸|粒感の「新食感」
雪若丸は2018年にデビューした、つや姫に続くブランド米です。キャッチコピーは「粒立ちしっかり おいしい新食感」。
公式の言葉では、しっかりとした粒感と適度な粘りが両立した「新食感」。味はあっさりと上品で、白さ・見た目・つや・味がはえぬきより優れるとしています。
名前は、しっかりした粒感や稲の姿の力強さと、雪のような白さとつやから。つや姫の弟をイメージした名前です。
| デビュー | 2018年 |
| 親の品種 | 山形80号×山形90号 |
| 県内の作付け | うるち米の10.9% (2025年産) |
| 食味ランキング | 2018年産から 8年連続で特A |
| 作る人 | 県が認めた生産組織 (稲の作付け10ha以上) |
| 店頭の取扱店 | 雪若丸が買えるお店 |
| 公式サイト | 山形「雪若丸」 |
はえぬき|県の米の6割
はえぬきは1992年に本格デビューした品種で、山形県のうるち米の60.1%を占めます。県内でいちばん多く作られている米です。
県の「おいしい山形推進機構」の紹介では、粒の張りがしっかりして歯ごたえがよく、かむほど甘みが広がるお米。冷めてもおいしさが変わらないとしています。
親は庄内29号とあきたこまち。背たけが短くて倒れにくく、冷害に強いのが特徴です。
食味ランキングでは、1994年産から2015年産まで22年続けて特A。2025年産は最上産が5年ぶりに特Aになり、通算24回目でした。
| デビュー | 1992年 |
| 親の品種 | 庄内29号×あきたこまち |
| 県内の作付け | うるち米の60.1% (2025年産) |
| 食味ランキング | 通算24回の特A (2025年産は最上産) |
| 公式サイト | やまがたアグリネット |
ゆきまんてん|2027年秋デビューの新品種
ゆきまんてんは、雪若丸を親に持ち、はえぬきのひ孫にあたる新品種です。本格デビューは2027年秋の予定です。
県の資料では、はえぬきより粒が大きく(玄米1,000粒で約2g重い)、収量は1割以上多く、暑さにも強いのが特徴。炊いたごはんのつや・見た目・白さ・味が、はえぬきより優れるとしています。
名前は、県内の小中学生などからの応募3,112件から選ばれ、村山市の小学5年生が名付けました。「雪のように白く、おいしさ満点、笑顔も満天」の思いを込めた名前です。
| 本格デビュー | 2027年秋(予定) |
| 親の品種 | 雪若丸×山形122号 |
| はえぬきとの違い | 粒が大きい 収量が1割以上多い 暑さに強い |
| 2026年 | 10月10日に 山形駅西口で先行販売 |
| 公式サイト | 山形県のお知らせ |
食味ランキング|2025年産は特A5つ
日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」は、基準のお米と比べた評価です。特に良好なものが「特A」で、A・A’・B・B’と続きます。
基準米は、複数の産地のコシヒカリをブレンドしたもの。外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価の6項目を、専門の評価員が食べ比べます。
| 産地と品種 | 2023年産 | 2024年産 | 2025年産 |
|---|---|---|---|
| 村山 つや姫 | 特A | 特A | 特A |
| 置賜 つや姫 | 特A | 特A | 特A |
| 置賜 雪若丸 | 特A | 特A | 特A |
| 庄内 雪若丸 | A | 特A | 特A |
| 最上 はえぬき | − | A | 特A |
| 村山 はえぬき | A | A | A |
2025年産の山形県の特Aは5つで、県は特Aの数で「全国1位」と発表しています。連続の回数は、県内のどこかの産地で特Aだった年を数えたものです。ゆきまんてんは、まだランキングの対象になっていません。
値段の目安|10kgでくらべる
| 品種 | 10kg (5kg×2袋) |
|---|---|
| つや姫 | 6,570円 |
| 雪若丸 | 5,620円 |
| はえぬき | 5,470円 |
| 通販 | 小さなYAMAGATAマルシェ |
米の値段は、時期やキャンペーンで変わります。県内の米店などで探すなら、つや姫と雪若丸は各品種の表の「店頭の取扱店」から、県ごとの協力店を見られます。
Amazonや楽天で探すときの目印は、商品名の年産(2026年産は「令和8年産」)。この表と同じ年の米で比べられます。
よくある質問
つや姫と雪若丸はどちらがおいしい?
食味ランキングでは、どちらも毎年特Aです。白さとつや、甘みを求めるならつや姫、粒のしっかりした食感が好きなら雪若丸と、好みで選べます。値段はつや姫のほうが高めです。
山形県でいちばん評価の高いお米は?
食味ランキングの実績では、2010年産から16年続けて特Aのつや姫です。
ほかにどんな品種がある?
県の品種の区分では、はえぬき・つや姫・雪若丸が「奨励品種」、あきたこまち・ひとめぼれ・コシヒカリ・ゆきまんてんが「優良品種」です。どまんなか・ササニシキ・はなの舞いなどは「認定品種」に入っています。
ゆきまんてんはいつから買える?
本格デビューは2027年秋の予定です。2026年は、10月10日に山形駅西口の霞城セントラルで先行販売がありました。
まとめ
- 山形県の米は、はえぬき・つや姫・雪若丸の3品種で約9割(2025年産)
- つや姫は最上位のブランド米。白さとつや、甘みとうまみ。16年連続で特A
- 雪若丸は粒感と粘りの「新食感」。8年連続で特A
- はえぬきは県の米の6割。粒の張りと歯ごたえ。2025年産は最上産が特A
- ゆきまんてんは2027年秋に本格デビューの予定
- 10kgの値段は、つや姫6,570円・雪若丸5,620円・はえぬき5,470円(JA全農山形の通販・2026年10月11日)
この記事について
山形「つや姫」「雪若丸」ブランド戦略推進本部の公式サイト、山形県の発表(県民のあゆみ2026年3月号・プレスリリース)、やまがたアグリネット、日本穀物検定協会「米の食味ランキング」、米穀安定供給確保支援機構「令和7年産 水稲の品種別作付動向」、JA全農山形の通販をもとに作成しています(2026年10月時点)。
値段・販売の状況は変わることがあります。