【酒田】サカタントのコンテナホテル「CAMPS」に泊まってみた|料金・予約・チェックイン

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【酒田】サカタントのコンテナホテル「CAMPS」に泊まってみた|料金・予約・チェックイン

酒田港のすぐそばに、20フィートのコンテナ1棟がまるごと客室になった宿があります。SAKATANTO Container Hotel「CAMPS」(酒田市南新町)です。

2024年9月28日にオープンしました。

フロントはありません。予約はオンラインだけ、チェックインは現地のタブレットとキーボックスで自分で行う仕組みです。15時から翌朝5時までの好きな時間に入れます。

客室は13棟と、ペット専用が1棟。エアコン・冷蔵庫・Wi-Fi・シングルベッド2台が備え付けで、テントも寝袋も持たずに泊まれます。

2026年8月の日曜、家族4人で実際に泊まってきました。

この記事では、次のことを順に書いていきます。

  • 料金のしくみと、子ども料金の落とし穴
  • セルフチェックインの流れ
  • 部屋と集合棟の設備
  • 失敗しない棟の選び方
  • 夕食と朝食の考え方

これから予約する人が迷わないように、公式サイトに書かれていないことを中心に書きました。この先の写真は、そのとき撮ったものです。

SAKATANTO Container Hotel CAMPSのコンテナ客室。青い20フィートコンテナが並び、各棟の前が駐車スペースになっている
客室は青い20フィートコンテナ。各棟の前が駐車スペースです

CAMPSの基本情報|場所・棟数・チェックインの時間

施設名SAKATANTO
Container Hotel
「CAMPS」
所在地Googleマップで見る
オープン2024年9月28日
客室コンテナ14棟
(うち1棟は
ペット専用)
定員大人4名まで
(ペット専用棟は
大人2名まで)
部屋の広さ20ftコンテナ1棟
6m×2.4m
約14㎡(約8畳)
チェックイン15:00〜翌5:00
チェックアウト10:00
お風呂集合棟のシャワー
(大浴場はありません)
食事素泊まり
(食事はつきません)
予約オンラインのみ
公式サイトのほか
Yahoo!トラベル・
じゃらん・Booking.com
などからも予約できます
(電話とメールは不可)
支払い事前決済のみ
(カード決済または
ファミリーマート払い)
公式サイトs-camps.com
Instagram@sakatanto_camps
地図Googleマップで見る

料金は1人あたり。人数分かかります

ここが予約の前にいちばん確かめておきたいところです。

CAMPSの料金は泊まる人数で変わります。大人2名で予約すれば、2名分の金額になります。

予約サイトによって「1室あたり◯◯円から」と出たり「2名で◯◯円」と出たりして、見え方がそろっていません。実際に泊まる人数を入れて金額を確認してください。

公式サイトには金額そのものの記載がなく、「曜日、季節、サイトによって料金は価格変動します」と案内されています。

公式の予約サイトで1名で検索したときの最安表示は次のとおりでした(2026年8月時点)。

プラン最安表示
素泊まり3,000円から
(会員は2,750円から)
2泊以上の
連泊プラン
2,500円から
(会員は2,250円から)
ペット専用棟
(1棟のみ)
3,600円から
(会員は3,350円から)
RVパーク
(車中泊・電源つき)
3,000円から
※1名で検索したときの最安表示。人数を増やすと金額も上がります

実際に泊まった8月の日曜は、大人1人あたり4,950円でした(Yahoo!トラベル経由)。

最安表示の3,000円と比べると、夏の日曜でこれくらい上がる、という目安になります。季節と曜日でかなり動くと考えておいてください。

同じ宿でも予約サイトごとに金額が違います。予約の前に何か所か見比べる価値はあります。

2026年8月に空室カレンダーを見たところ、土曜は満室の日が目立ちました。夏の週末を狙うなら早めの予約が安心です。

小学生以下の子どもは「添い寝なら無料」

子ども料金には、見落としやすい線引きがあります。

小学生以下の子どもは、添い寝で泊まるかぎり無料です。

ただし小学生でも大人と同じ寝具(コットや寝袋)を使うなら、大人料金での予約が必要と公式サイトに書かれています。

つまり「無料で泊まれるのは、大人と一緒のベッドで寝る場合だけ」ということです。

予約画面では気づきにくい案内です。子ども連れで泊まるなら、寝床をどうするかを先に決めてから人数を入れてください。

ベッドはシングルが2台。小学生の子どもと一緒に寝られるかどうかは、体格しだいです。

部屋の中はどうなっている?

断熱処理をした20フィートコンテナの中に、シングルベッドが2台。ホテルのツインルームに近い間取りです。

壁も天井も合板がむき出しで、山小屋のような見た目です。

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エアコン・冷蔵庫・空気清浄機・Wi-Fiが備え付け。天井にはプロジェクターが付いています。

ベッドは2台まで
大人3〜4名で泊まるときは、部屋に置いてあるコット・マット・寝袋を使います。コットの組み立ては自分たちで行うかたちです。
プロジェクターはWi-Fi接続ずみ
YouTubeなどの映像をそのまま見られます。スマホの画面を映すミラーリングは使えません。HDMIケーブルの用意もないため、必要な人は持参してください。
Bluetoothスピーカーも各室に
アンカーの「Soundcore 3」です。音を出す端末は自分で用意します。
テーブルとイスは折りたたみ式
コールマンのキャンプ用です。外に出して使えるのはイスだけで、テーブルは室内用です。
トイレとシャワーは部屋にない
共用の集合棟「BASE」を使います。24時間いつでも利用できます。

部屋に置いてあるもの

入口の上の棚と壁に、ひととおりそろっています。持ち物の参考に、実際にあったものを挙げておきます。

  • ランタン
  • プロジェクター(天井付け)とBluetoothスピーカー
  • トランプ
  • 空気清浄機
  • 冷蔵庫(冷凍室つき)
  • 折りたたみのテーブル(室内で使います)
  • 折りたたみのイス(外に出して使えます)
  • コット、マット、寝袋、寝袋用シーツ
  • ハンガーと傘

Wi-Fiの案内も部屋に貼ってあります。棟ごとに分かれていて、A棟にはA棟専用の番号が書かれていました。

寝袋用シーツはCAMPSの布袋に入っていて、袋状になっています。寝袋の内側に入れて使うものです。

室内は禁煙で、煮炊きも禁止です。カセットコンロなどを部屋の中で使うことはできません。全棟が禁煙です。

4人で泊まるなら、寝床は先に決めておく

コットとマット、寝袋は部屋に据え置きです。公式の予約サイトにも「大人3名以降はキャンプスタイルで部屋に据え置きのコット、マット、寝袋にて最大4名まで宿泊OK」と書かれています。設置はセルフサービスです。

このコットの組み立てが、初めてだと少し手こずります。脚を広げて生地を張る仕組みで、最後にはめ込むところに力がいります。

組み立て方の図は部屋に貼ってあります。慣れれば数分ですが、着いてすぐ、明るいうちに組んでおくと気持ちが楽です。

ベッドの横に組み立てたコールマンのコット。上に折りたたみ式のマットを敷いている
3〜4名で泊まるときはコットを自分で組み立てます
客室の入口上の棚に置かれたコールマンの寝袋2つ。下にハンガーと傘が下がっている
寝袋は入口の上の棚に。2名までの予約では使えません

ただし部屋の掲示には、「2名まででご予約の方は寝袋を使用しないでください。使用されていた場合は追加料金をいただく場合があります」とはっきり書かれています。

寝袋を使うときは、あわせて置いてある専用シーツを必ず使うようにとも案内されています。

ここで、実際に泊まってみて分かったことがあります。

うちは大人2名と小学生2名(6年生と3年生)で泊まりました。ベッドはシングルサイズで、そこまで大きくありません。

正直なところ、シングル2台に大人2人と小学生2人が寝るのは、かなりきびしいと感じました。子どもが小さいうちはともかく、高学年になると添い寝は現実的ではありません。

小学生以上の子どもを含めて4人で泊まるなら、大人4名で予約してコットを使うのが現実的です。人数分の料金はかかりますが、そのぶん全員が自分の寝床で眠れます。

夏は寝袋がなくても眠れる

寝袋と聞くと、夏は暑そうに感じます。

ですが部屋にはエアコンがあります。コットにマットを敷いて、集合棟で借りたブランケットをかけるだけで、8月でもちょうど良い暖かさでした。

ブランケットは集合棟の引き出しから借りられます。夏場は、寝袋よりこちらのほうが快適です

窓の外の扉「マリンドア」は自分で開け閉めできる

コンテナ客室の正面。窓の外側にマリンドアと呼ばれる扉が開いた状態で固定されている
窓の外側の扉(マリンドア)は開けた状態で固定されています

コンテナの窓の外側には、コンテナ本来の扉が残っています。CAMPSでは「マリンドア」と呼んでいます。

泊まってみたかぎり、ふだんはずっと開けたままです。部屋の掲示によると、天気が悪い日は施設側で閉める場合があり、必要に応じて宿泊者が自分で開け閉めすることもできます。

開けるときも閉めるときも、必ず固定用のバーで留めてください。強風であおられると危険だと注意書きがあります。開け閉めの手順は、部屋の壁に写真つきで貼ってあります。

窓のブラインドは透ける。夜は人影が見える

窓にはカーテンではなくロールブラインドが下がっています。これが思っていたより透けます

顔がはっきり分かるほどではありませんが、夜に部屋の明かりをつけると、動いている人影は外から見えます。

プロジェクターで動画を映していると、何を見ているかも外から分かりました。

外側のマリンドアを閉めれば防げますが、ふだんは開けたままです。着替えのときだけブラインドの前を避ける、といった気配りはあったほうが安心です。

いちばん簡単な対策は、人通りの少ない端の棟を選ぶこと。棟の選び方は、次の章にまとめました。

ペット専用のN棟

ペット専用のN棟には、大型犬まで入るケージが据え置きになっています。そのぶん定員は大人2名まで。プロジェクターはありません。

ペット専用棟以外の部屋と集合棟には、ペットを連れて入れません。

海が見えるコンテナ棟。予約するなら何棟がいい?

客室はA棟からM棟までの13棟と、ペット専用のN棟。間取りはすべて同じです。

A〜M棟は、公式の予約サイトでいずれも「海が見えるコンテナ」と紹介されています。棟ごとに違うのは集合棟(トイレ・シャワー)までの距離で、これも予約サイトの各棟の名前に書かれています(2026年8月時点)。

集合棟までの距離
近いE・F・G・H
やや遠いC・D・I・J
遠いA・B・K・L・M
ペット専用N

夜中や早朝にトイレへ行く回数が多そうな人、小さな子ども連れなら、E〜Hのどれかを選ぶと歩く距離が短くなります。

もうひとつ、部屋の案内に書かれていて予約サイトには出ていない情報があります。

裏庭が広いのはA〜F棟で、この6棟はコンテナ裏の空間でBBQを楽しめると案内されています。

朝の静かさで選ぶなら、A〜F棟の側

泊まってみて気づいたことがあります。ここは予約サイトにも公式サイトにも出ていません。

敷地は、A〜F棟の側とG〜N棟の側で、左右に分かれています

G〜N棟の側
G〜N棟の側には、漁業関係とみられる駐車場が近くにあります。朝早くから車の出入りがあり、その音が届きます
A〜F棟の側
うちが泊まったのはA棟でした。集合棟からはいちばん遠い側ですが、朝はとても静かでした。もうひとつ、A棟は端にあるので前を人が通りません。ブラインドが透ける話とあわせて、ここは思っていたより大きな利点でした。
口コミでも同じ傾向
口コミを読み返しても、集合棟の近くに泊まった人が朝の物音を挙げていたり、音が気になるならA側を勧めていたりと、同じことが書かれていました。

朝はゆっくり寝ていたい人、人目が気になる人には、A〜F棟の側を勧めます。

ここまでをまとめると、棟選びの目安はこうなります。

朝ゆっくり寝たいなら A〜F棟
駐車場の車の音が届きにくい側です。そのぶん集合棟までは歩きます。
人目が気になるなら 端の棟
A棟は端にあり、前を人が通りません。ブラインドが透けるぶん、これは効きます。
BBQをするなら A〜F棟
裏庭が広く、コンテナの裏でBBQができます。
トイレの近さを優先するなら E〜H棟
夜中に何度も行く人向け。ただし、いちばん遠いA棟からでも夜中に歩いて不便は感じませんでした。
迷ったら E棟かF棟
静かな側で、裏庭も広く、集合棟にも近い。3つの条件が重なります。

空室カレンダーは棟ごとに分かれています。空いていれば、棟を選んで予約できます。

チェックインの流れ|鍵はキーボックスで受け取る

スタッフが常駐していないため、到着から部屋に入るまでを自分で進めます。

集合棟BASEのセルフチェックイン。タブレットと、A〜Nの棟ごとに分かれたキーボックスが並ぶ
チェックインはタブレットで。鍵は棟ごとのキーボックスから受け取ります

流れは4段階です。

  1. オンラインで予約する(電話とメールでの予約は受け付けていません)
  2. 前日または当日に届く案内で、集合棟に入る「エントランスキーナンバー」とチェックイン番号を確認する
  3. 集合棟のタブレットでチェックインし、キーボックスから部屋の鍵を受け取る
  4. 帰りはキーボックスの画面で「鍵の預け入れ」を選び、鍵を返す

案内が届く場所は、どこで予約したかで変わります。公式サイトや一般の予約サイトから予約した場合はメールで、Booking.comやAgodaから予約した場合はそのサイト内のメッセージで届く、と現地に掲示されていました。

案内が見られる状態であれば、深夜に着いてもチェックインできます。チェックアウトも早朝で構いません。

注意したいのは支払いです。

支払いはすべて事前決済です。ファミリーマート払いを選んだときは、先に支払いを済ませてください。

未払いのままだとチェックインできません。案内のメールは部屋に入るために必要です。消さずに残しておいてください。

最初につまずくのは、集合棟のドアの番号入力

正直に書くと、いちばん戸惑ったのはここでした。

集合棟のドアには番号を入れるパネルがありますが、ふだんは数字が表示されていません。掲示によると、画面に触れると数字が出てきます。

そして押した手ごたえが分かりにくいのです。反応しているのかしていないのか、入力できているのかどうかが判断しづらく、最初の1回はかなり手間取りました。

  1. 番号を入れたあと、最後に左下の「*」を押すと開きます。ここまでが1セットです。
  2. パネルの位置も低めなので、少しかがむことになります。

慣れてしまえばどうということはありません。着いた日の1回目だけは、時間に余裕をみておいてください。夜遅い到着なら、なおさらです。

なお、チェックインを済ませると集合棟に入るためのカードキーが受け取れます。2回目からは番号を入れ直す必要はありません。チェックアウトのときに、専用の返却ボックスへ戻します。

トイレ・シャワー・アメニティは集合棟「BASE」に集まっている

敷地の中央にある集合棟が、この宿の水まわりです。24時間利用できます。

CAMPSの集合棟BASEの外観。青いコンテナの側面に大きくCAMPSのロゴが入っている
トイレ・シャワーがある集合棟「BASE」。24時間使えます
シャワー4室
トイレ男性用(大2・小1)
女性用3室
キッチン家電コーヒーメーカー、
電子レンジ、電気ポット、
トースター
アメニティタオル類、
リンスインシャンプー、
ボディソープ、歯ブラシ
(おひとり1点まで)
歯磨き粉はありません
ドライヤー各シャワールームに設置
洗濯洗濯機あり
(洗剤も置かれています)
飲みものコーヒーマシンは無料
(1人1杯を目安に)
自動販売機もあります
夜食カップ麺 1個100円
(おひとり1点まで)

シャワーは頭上から湯が出るオーバーヘッドタイプ。更衣室と洗面所もそろっています。室内の様子は公式インスタグラムで公開されています。

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このオーバーヘッドのシャワーが、想像以上に良かったです。

頭の上から湯が落ちてくるので、頭をマッサージされているような気持ちよさがあります。手で持つタイプとはまるで違いました。

シャワーもトイレも、きれいに保たれていたのも印象に残っています。共用の水まわりは当たり外れが大きいところなので、ここは安心して勧められます。

夜中にトイレへ行くのは、本当に不便か

この宿でいちばん心配されるのが、部屋にトイレがないことです。口コミでも「そこだけ不便」と書かれています。

実際はどうだったか。

夜中の3時、実際に歩いてみた

夜中の3時ごろ、子どもが「トイレに行きたい」と言い出したので、一緒に歩きました。

泊まっていたのは、集合棟からいちばん遠いA棟です。それでも不便だとは感じませんでした

敷地はそれほど広くありません。いちばん遠い棟からでも、この程度、という距離感です。

とはいえ、雨や強風の日は話が別です。天気が崩れそうなら、集合棟に近い棟を選んでおくと安心できます。

部屋の案内によると、日中に清掃の時間があります。その時間だけは使えないことがあると考えておいてください。

ひとつだけ、知らないとびっくりすることがあります。

トイレの照明は人感センサーです。

個室でじっと座っていると、動きが止まったと判断されて消えます。真っ暗になるので一瞬あせります。

手を動かせばまた点きます。故障ではないので、落ち着いて大丈夫です。

アメニティは集合棟で受け取ります。タオルは持参しなくて大丈夫です。

集合棟BASEのアメニティ収納。バスタオル、フェイスタオル、バスマット、ブランケットが引き出しごとに分けられている
タオル・バスマット・ブランケットは引き出しから1人1点ずつ

バスタオル・フェイスタオル・バスマット・ブランケットが引き出しごとに分けられていて、それぞれ1人1点までと書かれています。

使い終わったバスタオルとフェイスタオルは、引き出しの下に置かれたカゴに入れます。部屋に持ち帰る必要はありません。

持ち物で注意したいのがひとつ。歯ブラシはありますが、歯磨き粉はありませんでした。うちは持参したものを使いました。

着いてから気づくと困るところです。歯磨き粉だけは持っていってください。

キッチン家電も共用で使えます。

集合棟BASEのキッチン家電の棚。バルミューダのトースター2台、電子レンジ、コーヒーマシン、電気ポットが並ぶ
バルミューダのトースター2台とコーヒーマシン。どれも無料で使えます

トースターはバルミューダの「トースター」と「リベイカー」の2台。買ってきたパンを温め直すこともできます。

コーヒーマシンはUCCのカプセル式で、無料です。カプセルを1つ入れて、1杯ずつ淹れます。

ただし飲み放題ではありません

集合棟の掲示には、「アメニティ、サービス備品類は基本は1人1点、必要最小限のご利用をお願いいたします」と書かれています。

フロントデスクがないため、チェックアウトまで補充はありません。一部の人が多く持ち出すと、次の人の分がなくなってしまうためです。

タオルも紙コップもコーヒーも、この考え方は同じです。1人1点を目安に使ってください。

それでも、朝はパンを焼いてコーヒー、という朝食は十分に成り立ちます。

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大浴場や温泉はありません。お風呂でゆっくりしたい人は、そこだけ頭に入れて予約してください。

BBQはできる?焚き火と花火は?

BBQはできます。コールマンのグリルが付いたBBQセットの貸し出しもあります。

貸し出しは前日までの予約制で、当日の申し込みはできません。食材は持参します。紙皿・トング・割りばしは用意されています。

BBQまではしない人向けに、タープとチェアだけのセットもあります。こちらも前日までの予約です。

場所は2か所あります。公式の予約サイトによると、各棟の入口前の駐車スペースでBBQができます。

さらにA〜F棟なら、広い裏庭(コンテナ裏の空間)も使えます。ゆったり広げたいなら、この6棟のどれかです。

禁止されていることも確認しておきましょう。

  • 焚き火は禁止(部屋の案内には「直火、焚火台問わず焚火は禁止」と書かれています)
  • グリルを使わない直火のBBQも禁止
  • タープは必ずウェイトで固定する(強風のときはタープもBBQも禁止になる場合があります)
  • 使った炭は火を消してから所定の場所へ捨てる
  • 外での活動は21時までに片づける

意外だったのが花火です。部屋の案内には「花火は手持ち花火のみ」と書かれていました。禁止ではありません。

ただし消火用のバケツを用意するなど、火の扱いには十分に気をつけるようにと添えられています。打ち上げ花火や噴出花火はできません。

集合棟のバレルサウナは、公式サイトで「整備中」と案内されています(2026年8月時点)。

RVパークは電源付きの車中泊用スペースです。部屋は付きませんが、集合棟のトイレとシャワーは使えます。電源は100V・15Aまで、追加料金はかかりません。

泊まる前に知っておきたいこと

部屋に置かれた案内には、公式サイトに出ていない決まりごとがいくつか書かれていました。着いてから困らないよう、先に挙げておきます。

荷物は預けられない
フロントデスクがないため、手荷物の預かりも宅配便の受け取りも行っていません。チェックイン前に荷物だけ置く、ということはできません。
車は1棟につき1台
各棟の玄関前のスペースに停めます。2台目からは近隣の公共駐車場を使うよう案内されています。路上駐車は禁止です。
アイドリングはしない
場内でのアイドリングは控えるように書かれています。
道路は貨物トラックが多い
港の道路なので大型トラックがよく通ります。子ども連れは、飛び出しに注意してください。
ゴミは分別して出す
室内のゴミ箱は燃えるゴミだけ。缶・ビン・ペットボトルは部屋の入口付近にまとめておきます。BBQのゴミは集合棟裏の所定の場所です。
集合棟の裏にあるCAMPS宿泊者専用のゴミステーション。可燃ごみとその他に分かれている
ゴミは集合棟裏のゴミステーションへ

困ったときの連絡先も掲示されています。日中はSAKATANTOの管理事務所(10:00〜17:00・水曜定休)、それ以外の時間は別の携帯番号が案内されていました。

タクシーを呼びたいときのために、酒田第一タクシー・酒田合同タクシー・港タクシー・酒田スワンタクシーの4社の連絡先も部屋に貼ってあります。

実際に泊まってきた|家族4人・日曜泊の記録

ここからは、2026年8月の日曜に泊まったときの記録です。

泊まったのはA棟。大人2名と小学生2名の4人です。

着いてまず良かったのが、部屋の目の前に車を停められることでした。荷物を持って歩く距離がほぼゼロです。

夕方、宿の前の道を歩いてみました。

酒田港に停泊する船と夕日。手前に草地と道路が広がる
宿の前の道から見えた酒田港の夕日

港に停まった船の向こうに日が沈んでいきます。この景色がいちばん良かった、というのが家族の一致した感想でした。

海のそばに泊まる意味が、いちばん分かりやすく出る時間です。夏なら19時前後をねらって外に出てみてください。

朝は集合棟でパンを焼きました。

紙皿にのった焼きたてのトースト2枚。屋外の折りたたみテーブルの上に置かれている
集合棟のトースターで焼いたパンを、部屋の前で

前の日に買っておいたパンをバルミューダで焼いて、コーヒーと一緒に、部屋の前で食べました。

食事が付かない宿ですが、朝食はこれで十分に成り立ちます。パンさえ買っておけば、朝から外に出る必要はありません。

天気が良かったので、そのまま外に座ってコーヒーを飲みました。

海のそばで、朝の空気の中でコーヒーを飲む。この時間がいちばん良かったかもしれません。

気になったところ
気になったところは、正直なところ特にありませんでした。強いて挙げれば、前に書いたとおり寝床の人数です。ここだけは予約の前に決めておいてください。
夏の暑さ
夏の暑さも心配していたのですが、8月初旬でもそこまで暑さを感じませんでした。部屋にはエアコンがありますし、外に出れば海のそばです。

きれいな水まわり、港の夕日、過ごしやすい気候。また来年も泊まりたい、というのが泊まり終えての気持ちです。

夕食はどうする?歩いて行けるSAKATANTO(サカタント)

CAMPSは素泊まりの宿です。食事は外で用意することになります。

同じ会社が運営する複合施設「SAKATANTO(サカタント)」が、同じ酒田港エリアにあります。50年以上前の倉庫を改装した施設で、2022年9月2日にオープンしました。

ここで気をつけたいのが営業時間です。

全店が毎週水曜定休です。そして夜まで開いているのは金・土・祝前日だけ。日曜〜木曜はどの店も17時ごろに閉まります。

金・土・祝前日でも、おにぎりの「おにまる」とコロネの「liil」は17時で終わります。夜に食べられるのは、喰で!!・イカ恋食堂・マルシチ商店・らあめん轍の4軒です。

ジャンル・営業時間
おにまるおにぎり
10:00〜17:00
鮮活 喰で!!海鮮
日〜木10:00〜17:00
金土祝前日は21:00まで
らあめん轍ラーメン
日〜木11:00〜17:00
金土祝前日
10:00〜21:00
イカ恋食堂イカ刺身
日〜木10:00〜17:00
金土祝前日は21:00まで
マルシチ商店炭火焼き魚・居酒屋
日〜木10:00〜17:00
金土祝前日は21:00まで
liil(リール)プレミアムコロネ
10:00〜17:00
(なくなり次第終了)
Good Fishing
Yamagata
釣具レンタル・観光案内
日〜木10:00〜17:00
金土祝前日は21:00まで
※全店 毎週水曜定休(2026年8月時点)

うちが泊まったのも日曜でした。平日と日曜に泊まるなら、夕食は別に考えておくのが安全です。

酒田の市街地までは徒歩15〜20分、タクシーならワンメーター程度と公式サイトで案内されています。

各店の最新の営業時間はSAKATANTOの公式サイトで確認できます。

SAKATANTOが閉まっている時間なら

日曜〜木曜の夜に泊まるなら、選択肢を先に持っておくと安心です。

ひとつはBBQです。うちは実際、コンテナの脇でBBQをして夕食にしました。食材さえ買っておけば、宿から一歩も出ずに済みます。

もうひとつは、歩いて行ける店です。CAMPSから徒歩約5分の「ラーメンズバー ルイーズ」は、お酒も飲めるラーメン屋。CAMPSの公式インスタグラムでも紹介されています。

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朝ごはんなら、徒歩8分のベーカリー

集合棟でパンを焼く以外に、外で食べる手もあります。

CAMPSから徒歩約8分の「ヒヨリベーカリー&カフェ」は、朝8:30から開いています。日和山公園のそばにある日和山小幡楼の中の店です。

パンのほか、ハンバーガーやパンケーキもあります。チェックアウトは10時なので、荷物をまとめてから寄る、という朝の組み立てができます。

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まわりに何がある?日和山公園・飛島の船着き場も徒歩圏

CAMPSがあるのは酒田港の東埠頭沿い。海はすぐ目の前です。

裏手には日和山公園。飛島へ渡る定期船の乗り場も歩いて行ける距離にあり、船が欠航したときの滞在先としても使えます。

みなと市場やさかた海鮮市場も同じ港エリアです。朝に市場をのぞいてから帰る、という組み立てもできます。

まとめ|CAMPSはこんな人に向いている

  • 酒田に夜おそく着く人(15時から翌5時までチェックインできる)
  • 海の近くに泊まりたい人(港の夕日は泊まった人だけのごほうび)
  • 犬と一緒に旅行したい人(ペット専用棟が1棟)
  • 釣りや飛島に行く人(船着き場が徒歩圏内・シャワーは24時間)
  • 朝はパンとコーヒーで十分という人(集合棟の家電もコーヒーも無料)

反対に、温泉やお風呂でゆっくりしたい人、食事つきの宿がいい人には向きません。

予約の前に決めておきたいのは2つだけ。寝床の人数と、どの棟にするかです。そこさえ押さえれば、気持ちよく泊まれる宿でした。

空室と料金の確認はこちら

<関連記事>山形のグランピング・コテージ11選|エアコン付きでテントいらず


この記事について
CAMPSの公式サイト(s-camps.com)・公式予約サイトと、SAKATANTOの公式サイトの掲載内容をもとに作成しています(2026年8月時点)。宿泊者の口コミも参考にしていますが、原文は転載していません。
料金・寝具の決まり・チェックインの流れ・集合棟や部屋の様子と写真は、2026年8月に実際に宿泊して確認・撮影したものです。
料金・設備・営業時間は変わることがあります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。