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次年子(じねんご)は、大石田町の山あいにある小さな集落です。
そこに手打ちのそば屋が4軒集まっています。人家がまばらな土地で、そば屋だけが並んでいる。それが「次年子そば」と呼ばれる理由です。
4軒は性格がまるで違います。そばが食べ放題の店、きじ汁につけて食べる店、無添加を看板にする店、農家がひらいた店。
この記事では4軒を並べて比べます。木曜と火曜は、それぞれ2軒ずつが休み。そこを知らずに行くと空振りするので、定休日の表を先に置きました。
次年子は山あいの集落です。バスの便はほとんどなく、車で向かうことが前提になります。
冬は雪道です。冬用タイヤを用意してください。
次年子のそば屋4軒の早見表|定休日と持ち味
並び順は集落の入口に近いほうからです。店名を押すと、その店の説明に飛べます。
たくさん食べたいなら七兵衛そば、ゆっくり過ごすなら平吉。おおまかにはそんな選び方です。
| 店(番地) | 持ち味 | 定休日 | 電話 |
|---|---|---|---|
| 手打次年子そば (次年子75) | 白っぽく キメの細かい 田舎そば | 火曜 | 0237-35-2870 |
| そば切り 源四郎 (次年子149) | きじ汁に つけて食べる | 木曜 (祝日は営業) | 0237-35-6307 |
| 七兵衛そば (次年子266) | そばが 食べ放題 | 木曜 | 0237-35-4098 |
| そば座敷 平吉 (次年子419) | 無添加の 二八そば | 火曜 水曜 | 0237-35-4091 |
木曜は源四郎と七兵衛そばが、火曜は手打次年子そばと平吉が休みます。どちらの曜日も、4軒のうち半分が閉まる計算です。
ただし源四郎と手打次年子そばは、定休日が祝日にあたるときは営業します。祝日をはさむ日は、直接電話で確かめるのが確実です。
集落まで山道を走ったあとで気づくと引き返すことになります。曜日を先に決めてから出かけてください。
値段は各店の欄に載せました。旅行サイトには古い金額が残っていることがあるので、この記事では各店の案内を優先しています。
次年子そばとは|読み方と地名の由来
まず読み方から。次年子は「じねんご」と読みます。地元では「づねご」と発音することもあります。
名前の由来には、いくつかの説。
- 雪にまつわる説
- 冬に生まれた子の出生届を、雪が解けた翌年に出していた。だから「次の年の子」で次年子。いちばんよく知られている話です。
- 「二年子」からの転じ
- 金にまつわる地名が残ることから、大同2年にちなんで「二年子」と呼ばれ、のちに「次」の字に変わったという説もあります。
どの説にも共通するのは、雪の深さです。そばが育つのは、この寒暖の差と山の水があってのことでした。
「次年子そば」という言葉は、この集落で打たれるそばを指します。ただし「手打次年子そば」という名前の店も実在するので、検索するときは少し紛らわしいかもしれません。
手打次年子そば(次年子75)
集落の入口に近い一軒で、農家レストランとして紹介されています。
そば粉は次年子産のみ。通常より2割ほど細かいふるいでそばを厳選し、白っぽくキメの細かい、光沢のある田舎そばに仕上げています。
次年子のそばというと黒くて太いものを思い浮かべますが、この店は少し違う質感です。
| 住所 | 大石田町次年子75 |
| 電話 | 0237-35-2870 |
| 営業時間 | 11時〜15時 |
| 定休日 | 火曜 (祝祭日は営業) |
| メニュー | もりそば 750円 もりそば大盛り 850円 かいもち 900円 |
| 地図 | Googleマップで見る |
そば切り 源四郎(次年子149)
もとは農家で、周りにすすめられて始めた店です。
この店の名物は先代から伝わる「きじ汁」。おろしとねぎ、雉の肉が入った汁で、そばをつけて食べます。温かいものと冷たいものを選べます。
そばは地元産のそば粉を使った二八。別に十割そばもあり、そばがきの「かいもづ」も出しています。
令和6年に二代目へ代替わりしたばかりの店です。
| 住所 | 大石田町次年子149 |
| 電話 | 0237-35-6307 |
| 営業時間 | 11時〜15時 (売り切れ次第終了) |
| 定休日 | 木曜 (祝日は営業) |
| 値段 | 板そば 並 1,100円 十割そば 並 1,400円 きじ汁 1人前 550円 |
| 名物 | きじ汁 きじそば かいもづ(そばがき) |
| 地図 | Googleマップで見る |
七兵衛そば(次年子266)
次年子でもっとも名前を知られた店です。メニューはもりそば1種類だけの食べ放題。
辛味大根のしぼり汁にそばつゆを注いだつゆで食べる形。わらびの一本漬けやきくらげなど、付け合わせが三皿つきます。
土日は行列ができ、玄関で番号札を取る必要があります。この店だけ勝手が違うので、先に読んでおくと確実です。
札を取れるのは朝8時30分ごろからという声が複数あります。開店の2時間半前です。
| 住所 | 大石田町次年子266 |
| 電話 | 0237-35-4098 |
| 営業時間 | 11時〜15時 (売り切れ次第終了) |
| 定休日 | 木曜 盆・正月・ 村の行事のある日 |
| メニュー | そば食べ放題 1種類のみ |
| 値段 | 大人 1,700円 小学生 1,200円 |
| 地図 | Googleマップで見る |
そば座敷 平吉(次年子419)
集落の奥にある店です。看板は「無添加次年子そば」。
次年子産のそば粉100%の二八そばで、添加物を一切使っていないことを公式サイトで明言しています。
すべてのそばに漬物とかき揚げが付きます。そばおしるこや豆乳プリンといったデザートもあり、4軒のなかではゆっくり過ごす向きの店です。
営業は14時まで。4軒でいちばん早く閉まります。
| 住所 | 大石田町次年子419 |
| 電話 | 0237-35-4091 |
| 営業時間 | 11時〜14時 |
| 定休日 | 火曜・水曜 (祝日は要問い合わせ) |
| 値段 | もりそば 900円 そば膳 1,400円 なめこそば 1,000円 |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 公式サイト | そば座敷 平吉 |
天候によって臨時休業することがあると、公式サイトが案内しています。雪の時期はとくに電話で確かめてから向かってください。
通販・お取り寄せ|平吉の生そばが冬季限定で買える
次年子そばを持ち帰りたい、送ってほしいという人もいます。
平吉が冬季限定で生そばの通販をしています。受け付けは12月1日から、発送は12月29日と30日のみです。
年越しそばに合わせた販売なので、それ以外の時期には手に入りません。詳しくは電話で問い合わせる形になります。
持ち帰りを扱っている店もあります。
希望するときは、行く前に各店へ電話で相談してください。
次年子への行き方|大石田駅から車で約20分
最寄りは大石田駅です。そこから車でおよそ20分。
幹線道路からは離れています。県道を上っていくと民家が途切れ、本当に店があるのか不安になる道です。
車で行くことが前提の場所で、バスの便はほとんどありません。冬は雪道になります。
- 冬に行くなら
- 冬用タイヤは必須です。雪の時期は臨時休業も出るため、電話で確かめてから向かってください。
- 道の様子
- 県道を上っていく1本道です。すれ違いに気をつかう区間があり、時間には余裕をみておくと安心です。
- はしごするなら
- 4軒とも次年子の集落内にあり、いちばん離れた2軒でも車で数分です。ただし平吉は14時に閉まります。
よくある質問
- 全部の店が開いている曜日はありますか
- 金曜から日曜です。木曜と火曜は、それぞれ2軒が休みます。
- 売り切れで閉まることはありますか
- 七兵衛そばは売り切れ次第で終了します。混みそうな日は、開店直後に着くのが確実です。
- 冬でも4軒とも営業していますか
- 雪の時期は臨時休業や、営業日が減ることがあります。冬に行くなら電話で確かめてから向かってください。
- 予約はできますか
- 七兵衛そばは番号札の順で、予約はできないという投稿が大半です。ほかの店は電話で相談してみてください。
- 電車だけで行けますか
- 難しい場所です。大石田駅から車で約20分の山あいで、バスの便はほとんどありません。
まとめ|曜日を決めてから出かける
次年子は、そば屋が4軒あるだけの小さな集落です。だからこそ1軒が閉まっているだけで選択肢が大きく減ります。
行きたい店を決めたら、その店の定休日を確かめる。それだけで空振りは防げます。
<関連記事>次年子は大石田そば街道の中心です。県内にはそば街道が9か所あります。
この記事について
大石田町、そば座敷 平吉の公式サイト、農山漁村の情報サイトの掲載内容をもとに作成しています(2026年8月時点)。
値段・営業時間・定休日は変わることがあります。お出かけ前に電話でご確認ください。