【PR】この記事には広告を含む場合があります
山形の名物グルメは、冷たい肉そば、冷やしラーメン、芋煮のように、町ごとに生まれた料理ばかり。肉そばは河北町、ワンタンメンは酒田市、辛味噌ラーメンは南陽市と、食べたいものによって行き先が変わります。
この記事で紹介するのは、県内の名物グルメ17。代表の店と値段つきです。孟宗汁や寒鱈汁のように季節が決まっているものは、食べられる時期も添えています。
山形駅の近くなら、駅ビルの澤正宗で芋煮定食1,200円、駅から歩ける栄屋本店で冷しらーめん1,050円。17の名物は、すぐ下の早見表で一覧できます。
早見表|17の名物と地域
| 名物 | 地域 | どんな料理か |
|---|---|---|
| 冷たい 肉そば | 河北町 | 鶏だしの 冷たいそば |
| 冷やし ラーメン | 山形市 | スープまで 冷たいラーメン |
| 板そば | 村山市ほか | 板や箱に 盛るそば |
| 鳥中華 | 天童市 | そばつゆの 中華そば |
| 辛味噌 ラーメン | 南陽市 | 辛味噌を 溶かすラーメン |
| 酒田 ラーメン | 酒田市 | ワンタンメン |
| 米沢 ラーメン | 米沢市 | 極細の ちぢれ麺 |
| とりもつ ラーメン | 新庄市 | 鶏モツを のせたラーメン |
| 芋煮 | 県内全域 | 里芋の汁 |
| 玉こんにゃく | 山形市 山寺ほか | 串に刺した 丸いこんにゃく |
| だし | 内陸 (村山・置賜) | 刻んだ 夏野菜 |
| どんどん焼き | 山形市 | 割りばしに 巻いた生地 |
| 孟宗汁 | 鶴岡市 | たけのこの汁 (春) |
| 寒鱈汁 | 酒田市 | マダラの みそ汁(冬) |
| 米沢牛 | 米沢市 | 名物の牛肉 |
| 海鮮丼 | 酒田市 | 日本海の 魚介の丼 |
| だだちゃ豆 | 鶴岡市 | 枝豆(夏) |
さくらんぼやラ・フランスなどの果物は、この記事では扱っていません。
麺の店は、昼だけの営業や売り切れしだい終了の店が多くあります。営業時間と定休日は、リンク先の各記事で確かめてください。
山形駅の近く|昼に芋煮と冷やしラーメン
山形駅から歩いて行ける店で、昼から名物を食べられる代表がこの3軒です。駅前の郷土料理店は夕方に開く店が多いので、昼に食べるならここが確実です。
| 店 | 名物と値段 | 場所 | 開く時間 |
|---|---|---|---|
| 酒蔵 澤正宗 山形駅店 | 芋煮定食 1,200円 | エスパル山形 1階 | 11:00〜21:00 |
| お食事処 べにばな亭 | いも煮 980円 | 東口交通 センター2階 | 12:00ごろ〜 |
| 栄屋本店 | 冷しらーめん 1,050円 | 山形市本町 | 11:30〜18:00 |
栄屋本店は水曜が定休日で、冷しらーめんは冬でも食べられます。
行き先で選ぶ|町ごとに違う名物
山形の名物は町ごとに違うので、行き先が決まっているなら、そこで食べられるものから選ぶのが近道です。
- 山形市なら、冷やしラーメン・芋煮・山寺の玉こんにゃく・どんどん焼き
- 河北町・天童市・村山市なら、冷たい肉そば・鳥中華・板そば
- 南陽市・米沢市なら、辛味噌ラーメン・米沢ラーメン・米沢牛
- 新庄市なら、とりもつラーメン
- 酒田市なら、ワンタンメン・海鮮丼・1月の寒鱈汁
- 鶴岡市なら、春の孟宗汁・夏のだだちゃ豆
季節で選ぶ|春は孟宗汁 冬は寒鱈汁
ラーメンやそばは一年じゅう食べられますが、季節が決まっている名物もあります。
- 春:鶴岡市の孟宗汁(湯田川温泉の孟宗まつり、4月下旬〜6月初旬)
- 夏:冷たい肉そばと冷やしラーメン、鶴岡市のだだちゃ豆(7月下旬〜9月中旬)
- 秋:芋煮。河原で芋煮会が開かれる季節
- 冬:庄内の寒鱈汁(酒田市の寒鱈まつりは1月の最終日曜)
麺の名物|肉そば・冷やしラーメン・板そば
山形の名物グルメでいちばん種類が多いのが麺です。そばとラーメンが、町ごとに違う形で育ちました。
冷たい肉そば
鶏でダシをとった甘じょっぱいつゆを冷やしてかけ、親鳥のチャーシューと刻みネギをのせたそばです。発祥とされるのは河北町の谷地で、町内の13店が「谷地の肉そば会」をつくっています。
代表は谷地の一寸亭本店。冷たいのも温かいのも肉そばは900円で、小盛から特盛まで選べます。
冷やしラーメン
スープまで冷たいラーメンで、冷やし中華とは別の一杯です。1952年(昭和27年)、山形市の栄屋本店で生まれました。
栄屋本店の冷しらーめんは1,050円。一年じゅう出しているので、冬に山形へ来ても食べられます。
Instagramでこの投稿を見る
板そば
木の箱や板にそばを盛る、村山地方の食べ方です。太くて硬めのそばが多く、県内にはそば屋が集まる「そば街道」がいくつもあります。
村山市のあらきそばは大正9年創業。そばは板そば1種類だけで、半人前900円からです。
天童市の水車生そばでは、量を少なめにした中板そばも頼めます。

鳥中華
そばつゆの和風のスープに中華麺を合わせた一杯で、天童市のそば屋のまかないから生まれました。
元祖は天童温泉の手打 水車生そば。元祖 鳥中華は980円で、同じ店の元祖 板そばは1,800円です。

辛味噌ラーメン
丼の真ん中に赤い辛味噌がのり、溶かす量で辛さを自分で決めるラーメンです。南陽市の赤湯で生まれ、いまは県内じゅうに広がっています。
生まれた店は龍上海 赤湯本店。赤湯からみそラーメンは1,050円で、水曜が定休日です。
Instagramでこの投稿を見る
酒田ラーメン
魚介のだしのスープにワンタンをのせた、ワンタンメンが看板の酒田市のラーメンです。
満月 酒田本店のワンタンメンは950円。酒田市の人気店、花鳥風月では海老ワンタンメンが1,050円です。
Instagramでこの投稿を見る
米沢ラーメン
極細の手もみちぢれ麺を、あっさりした醤油のスープに合わせる米沢市のラーメンです。
代表の支那そば 熊文は、中華そばが750円。米沢市のラーメン店で、口コミがいちばん多い店です(2026年9月時点)。
Instagramでこの投稿を見る
とりもつラーメン
あっさりめの醤油スープに、よく煮込んだ鶏のモツをのせる新庄市の名物です。
新庄市の梅屋の看板はモツらあめん850円。店によって「スタミナラーメン」「鳥もつ中華」と呼び名が変わるので、メニューで探すときは気をつけてください。
郷土料理とB級グルメ|芋煮・どんどん焼き
山形の名物料理には郷土料理も多く、芋煮・玉こんにゃく・だし・孟宗汁・寒鱈汁は、農林水産省の郷土料理のページにも山形の料理として載っています。
芋煮
里芋を煮た汁で、内陸は牛肉としょうゆ、庄内は豚肉とみその味が中心です。秋には河原で鍋を囲む芋煮会が開かれます。
店で食べるなら、山形駅ビルの酒蔵 澤正宗 山形駅店の芋煮定食1,200円。駅の東口のべにばな亭は、いも煮980円です。
Instagramでこの投稿を見る
玉こんにゃく
丸いこんにゃくを串に刺して煮たもので、祭りや観光地で売られます。農林水産省の郷土料理のページでは、山形の県民の「ソウルフード」と紹介されています。
定番は山形市の山寺です。1015段の階段を登る前に食べる「力こんにゃく」として、山寺の周辺の店で売られています。
だし
なす・きゅうり・みょうが・青じそなどを細かく刻み、しょうゆで味をつけたものです。村山と置賜の夏の定番で、ごはんや冷ややっこにのせて食べます。
いまも家庭でつくられ、日常的に食べられている料理です。持ち帰るなら、庄内町のマルハチが「山形のだし」を商品にしています(要冷蔵)。
どんどん焼き
薄く焼いた生地を割りばしに巻いた、山形のB級グルメです。ソースの味で、割りばしに巻いてあるので持ち歩いて食べられます。
山形市では、霞城公園の南門の前にある「どんどん焼き おやつ屋さん」が専門店として知られています。
孟宗汁
孟宗竹のたけのこを、厚揚げ・しいたけと一緒に酒粕と味噌で煮た、鶴岡市の春の汁です。
鶴岡市の湯田川温泉で4月下旬から6月初旬に開かれる孟宗まつりで、孟宗料理を食べられます。孟宗の旬は5月中旬がいちばんです。
寒鱈汁
寒い時期にとれるマダラを、内臓まで丸ごと使った味噌仕立ての汁です。庄内では「どんがら汁」とも呼ばれ、岩のりをのせて食べます。
酒田市の酒田日本海寒鱈まつりは、毎年1月の最終日曜に開かれます。2026年は1月25日で、寒鱈汁は1杯800円でした。
肉と海と豆|米沢牛・海鮮丼・だだちゃ豆
米沢牛
米沢市の名物の牛肉です。手軽に食べるなら、道の駅米沢の米沢牛串が880円。
ランチで食べるなら、米沢市のレストラン金剛閣が平日のランチ1,980円からです。土日祝のランチは3,800円からになります。
海鮮丼
日本海に面した庄内では、港の近くで海鮮丼を食べられます。
酒田市のさかた海鮮市場は、2階の食事どころが朝7時〜9時の朝の部から開いています。看板の海鮮丼は1,650円です。

だだちゃ豆
鶴岡市の名物の枝豆です。JA鶴岡によると、7月下旬の極早生から9月中旬の晩生まで、熟す時期の違う豆が順に出回ります。
買うなら、鶴岡駅前にあるJA鶴岡の直売所「もんとあ~る」です。
| 店 | もんとあ~る 駅前店 |
| 住所 | 鶴岡市日吉町3-3 |
| 電話 | 0235-22-0202 |
| 営業時間 | 9:30〜17:30 (1月〜3月は17:00まで) |
| 休み | 毎月第2水曜 (5・7・8月は営業) 12月31日〜1月4日 |
| 公式サイト | JA鶴岡 もんとあ~る |
| 地図 | Googleマップで見る |
まとめ|行き先で食べる名物を決める
山形の名物の食べ物は町ごとに違うので、行き先に合わせて選ぶのがいちばんです。季節が合えば、春の孟宗汁、夏のだだちゃ豆、冬の寒鱈汁も。
山形駅の近くなら、昼は芋煮と冷しらーめんが食べられます。
値段・営業時間・催しの日程は変わることがあります。お出かけ前に、各店・各催しの公式情報でご確認ください。
この記事について
各店の値段と営業時間は、ヤマガタゴトの店ごとの記事で公式サイト・公式SNS・店頭の掲示をもとに確かめた内容です。郷土料理の説明は農林水産省の郷土料理のページ、寒鱈まつりは酒田市観光物産協会、だだちゃ豆はJA鶴岡の公式サイトによります(2026年10月時点)。
値段・営業時間・催しの日程は変わることがあります。お出かけ前にご確認ください。